みなさん、こんにちは。
写真家・フォトライターの本多です。
夏休み!みなさん暑さに負けずに遊んでますか〜?
登山をこよなく愛するわたしとって「夏はアルプス!」。
すべての予定が山によって決まる季節の到来です。
さて、今日はカメラ初心者さんにもしかしたら役に立つかも?
な、お話をひとつしますね。
素敵なカフェで映える写真を撮りたいんですがどうしたらいいですか?
という質問、よく受けます。
インスタはまるで写真のギャラリーですから、
きれいな写真を載せたいなあって思いますよね。
わたしも同じです。
では、映える写真ってなんだと思います?
ちょっとわたしの話をしますね。
わたしがプロとして写真を撮るときいちばん気をつけていること、
それは、クライアントはもちろん、関わる人全員に言えるのですが
「認識の一致」です。
たとえばクライアントに、
「商品をSNSで紹介したいから映えるように撮って」
と、言われたとします。
「わかりました」って、それだけの情報で撮ることは絶対にないです。
なぜなら、わたしが思う映える写真とクライアントが思う映える写真は
同じとは限らないからです。
なので、分解して考えます。
映えるとは?
クライアントにはまず、どんな写真が欲しいのかサンプルの写真を見せてもらいます。
またはこちらで用意して伺うこともあります。
そして、それで終わりではありません。
その写真のどこがいいのか、たとえば光の具合なのか、レイアウトなのか、色味なのか、ボケ感またはシャープ感なのか、どこがいいと感じたポイントなのかを明確にします。
推しの俳優さんを思い浮かべてもらうとわかると思いますが、その俳優さんのどんなところが好きなのかって聞かれたら具体的に言えますよね。
顔が好きなら、どんな風に見えるからその顔が好きなのかまで、推しなら細かく言えちゃうと思います。
それと同じです。できる限り細かく分解して確認することで認識のズレを抑えることができます。
話をインスタの映え写真に戻しますが、これも同じです。
そもそもどんな写真を映えると感じたのか、
そして、どのあたりが映えてると思うのか。
それがわかるようになると、写真の腕は一気に上がります!
なぜなら原因がわかればあとはそれを解決するだけなので。
解決できないことの多くは、原因がわかっていないからだと思うんですね。
わからないことは分解してひとつ一つ考える。
それがわかる!を増やすための近道です!
写真はどうしたらうまく撮れるかではなく、
どんな写真が好きか。
そして、その写真の好きな要素は何か。
それを知ること。
とはいえ、それがわからないから悩むんですよね。
というわけで9月、写真講座を開催しようと思います!
写真講座といってもむずかしいことではなく、写真に関する疑問になんでもお答えしていこうと思っています。
まあ、わたしがわかる範囲ですけどね。
どんなことでも構いませんでので、こんなこと聞きたい!こんなこと聞いてもいいのかしら、、、と思うこともどしどしお寄せください。
スマホから一眼まで些細な疑問でも構いませんので、事前にお知らせいただけると答えられる確率も増えますので〜。
絶対参加したい!方はできるだけ日程合わせますのでお知らせくださいね。
*写真は6月に登った日本百名山の四阿山(あずまやさん)のてっぺんからみた根子岳です。奥にまだ雪をかぶった北アルプスが見えています!
ほとんど山の写真ですが、ご興味ある方はインスタに趣味の写真を載せていますので、よかったらのぞいてくださいまし。
よしこの山のぼり
それでは、たくさんの思い出に包まれた夏をお過ごしください!!

2025/07/17 16:12