初めてブログを書きます。
フォトグラファーとして苦節20年。
雑誌、広告、企業から個人に至るまでありとあらゆる撮影に携わってまいりましたが、
中でももっとも多かったのが「人を撮る」特に「プロフィール写真の撮影」でした。
あらゆるジャンルの方を撮影してきた経験を活かし、これからプロフィールの写真を撮ろうと思っている方に向けて役立つ情報をいくつかご紹介していこうと思います。
参考になれば幸いです。
今日のお題は
【写真を撮ると自分がわかる】
自分の癖って自分ではなかなか気がつかないと思いますが、
撮影をしていて自分の癖を知り驚かれる方が結構いらっしゃいます。
例えば
顎が上がり気味、下がり気味
左右どちらかの肩が上がり気味
猫背
首が前に出ている
前傾・後傾姿勢
緊張するとまばたきが多くなる
唇を噛む
眉毛があがりやすい
など、いつもの自分って案外見ていないものですよね。
撮影中または後、パソコンで確認すると一目瞭然です。
では、自分の癖を知るとどうなるのか。
まずは日常でも気をつけるようになります。
たとえば、お手洗いに姿見があったらふと自分の姿勢を確認してみたり、いろいろな角度で自分を眺めてみたり、意識が以前より自分の姿へ向くようになります。
また、服を購入するとき試着しますよね。
試着室の鏡の前で思わずポーズを取ってみたり、ショーウィンドウに写る自分、zoomで見える自分を思わず見ちゃったり。
すると、自分への見方が変わります。
自分をまじまじと見る、違う角度で見るうちに、見えていなかった自分が見えるようになってきます。
つまり、自己認識する感度があがるわけです。
こうなればもう自己革新の始まりです。
自己認識を深めることで、これまでの自分にとどまらない「進化する自分」を手に入れることができるんです。
見た目とは自分の一部です。
外見しか見ないのも内面だけにこだわるのも、結局見ているのは自分の一部分だけです。
自分を人に伝えていくにはまず自分を知ること。
自分の写真を他者が撮るとは、新たな自分発見にもつながります。
自撮りだとどうしても自分の好きな見方になりがちです。写真を撮るのが目的であればどちらでも良いと思いますが、自分を知るには客観的に自分を見るというのも大切だと思います。
他者に撮ってもらう機会があればぜひいつもの自分をじっくり観察してみてくださいね。
ps. トップの写真は昨年3月にのぼった焼森山という山に咲くミツマタの写真です。
内容と関連はないですが、癒しをお届けできたらと思い選びました。