自分の写真を撮るとき悩みの多くが
「何を着よう」です。
写真を撮るときに何を着たらよいのかわからないという方が意外と多いのです。
続いて当日、
「顔がむくんでいないか」
「吹き出物ができてないか」
「目の下にクマが出てないか」
お顔のことがやはり最大の心配事。
私も自分のプロフィール写真をよく自撮りしますが、
みなさんと同様に悩みます。
心配事って多分無くならないですよね。
重要度が増すほどに心配事はセットになって増えていきます。
ではどうすれば、、、
写真を撮ろうと決めてから当日までって時間があるけど特に何もしていないってこと
ないですか?
2〜3日前にふと思い出して前述の不安が頭をもたげてくる、なんてこと結構あるのではないかなと思います。
見た目の心配を解決するためにもやって欲しいのが『思考の整理』です。
つまり
「何のために撮影をするのか」
撮影の目的を明確にすることが大切です。
目的が曖昧だと何を軸に組み立てていけば良いのかがわからなくなるんですね。
たとえば、
「起業をするから写真が必要だ」
そこで、
「とりあえず写真映えする服を着よう」
と衣装を選び、
「あとはプロのヘアメイクとカメラマンにお任せして撮影すれば大丈夫だろう」
こんな風に考えたとします。
どうでしょうか。
何か足りないと感じませんか?
おそらくプロの手にかかればキレイな写真は撮れると思います。
しかし、届けたい人に届く写真が撮れるかというとそうとは言い切れません。
なぜか。
目的が明確ではないからです。
この場合、何のために撮影するのかと言ったら
「起業するのに写真が必要だから」ですね。
では、
『なぜ必要なのか』
『どんな写真が必要なのか』
『何に(どこで)使用したいのか』
『誰に届けたいのか』
自分を深堀りし、誰に何を届ける写真を撮りたいのかを明確にします。
そこで初めて、
『何を着て、どんなヘアメイクをし、どこでどのように撮影するのか』
が決まってくるのです。
どうでしょう?
撮影の前にそこまで考えている方、意外と少ないのですよ。
今の自分をカメラマンの感性に任せて撮られてみたいというのであれば、
もちろん何も考えずお任せで良いと思います。
しかし、誰かに届けたくて撮影するのであれば明確な目的が大切です。
撮影は準備から始まっていると言っても過言ではありません。
ちょっと面倒くさいかも、、、
って思っちゃいましたか?
でも、きっと知ってしまったら撮影すると決めたときに、
この話がきっと頭をよぎると思います。
「そういえば目的ってなんだ?」
ふと、そうやって頭に思い浮かべたらもう大丈夫です。
心配事のひとつは確実に減っています。
そうやってひとつひとつ考える行為を増やせば、
ひとつひとつ物事は解決していきます。
当日の目のクマやむくみだって
もしかしたら前日に慌てて準備した結果かも知れないですよね。
ちょっとした思考の整理はあなたの写真を
想像以上に素晴らしい仕上がりへと導いてくれます。
いかがでしょう。
これから撮影をする方に少しでもお役に立てれば幸いです。
*写真は3年前の4月に養老渓谷駅で撮影した「舞い上がる桜と菜の花」です。