やりたいと思ったらやってみる。
行動力はある方だと思う。
というより、思い立ったら気持ちを抑えられずすぐ飛び込んでしまう。
20代のときは、念願だった憧れの会社に入社できたのに、クリエイティブな仕事がしたい!と5年で退職し花の学校に入った。
30代では、もう少し写真がうまく撮れるようになりたいと、機材を揃えて写真の学校に入った。
40代では、自分のスタジオがあったらいいなあと思った半年後、マイスタジオを持った。
50代では、プログラミングを勉強し始めてwebサイトの制作を手がけるようになった。
思いついてから行動に移すまで極めて早い、衝動的だといわざるを得ないことが多かった。
ゆえに、「こんなはずじゃ」「思っていた感じと違う」なんてことは、
日常茶飯事。
2年花を学ぶも、花の世界で生きていきたいとは思わずバイト生活を続けることになったり、
写真の学校は思った以上に時間もお金も家族への負担もたくさんかけてしまったり、
スタジオは敷金5か月にビビリ内装にもかなりのお金がかかった上、常にお客さんが来るか不安で蕁麻疹でボロボロになったり、
プログラミングはやればやるほど課題が多く、自分の手には到底負えないと感じたり、
まあ、一筋縄にはいかない現実の中で、いつも綱渡り人生だった。
ならば、取り組む前にじっくり考え「大丈夫だ、続けられる」という確信を持ってから、始めた方がよかったのか?
そうすれば迷惑をかけなかったかも知れないし、
綱渡り人生を歩まなくても済んだかも知れない。
しかし、じっくり考えていたら私の気持ちはおそらく冷めている。
冷めてしまうものならやらなくてよかった?
それって食わず嫌いに近い感覚がある。
だって、食べてみなくちゃわからないじゃない。
好きか嫌いか。できるかできないか。
想像しても人の意見を聞いても、自分で食べないとわからないんだよね。
だからやってみないとわからない、少なくとも私は。
いくら時間やお金を無駄にしても
人に迷惑をかけてしまっても
落ち着きがないと人に思われても
やってみたから向いてないと分かったし
やってみたから失敗できたし
やってみたから見えない世界を見れた。
やってみたから自分が見えた。
もし、失敗に気づいたら?
そのまま結果が出るまで続ける?
やるといったからには何が何でもって
やりたくないのに、向いてないのに続けていたら
飛び込んだときの喜びや興奮はいつしかなくなり
やらなきゃという義務感だけしか残らなくなる。
自分が作った義務感に縛られ、身動きが取れなくなったら
本末転倒だよね。
義務はしなければならないことで、
自分の気持ちは置き去りになってる。
しんどくても、結果が出なくても、
義務ではない使命感だったり、高揚感だったり、
何かしらの満足感を得られるのであれば
そこには自分が存在しているけれど、
義務感だけなら続ける必要はないと思う。
やめればお金も時間も信頼も失うかも知れないけれど、
続けても残っても、そこに自分は存在しない。
だからリスクはあってもやめた方がいい。
飛び込みまくってきた人生で学んだことは
どれが正しいかではなく、
どれを選択するのも自分だということ。
自分の人生を正解にできるのは自分しかいない。
飛び込んだから、花の世界で写真と出逢えたし、
20年もフォトグラファーとして活動できたのだし、
夢でしかなかったスタジオも現実になった。
自分のwebサイトは自分で作れるようになったし、
webサイトを作る側目線の写真も撮れるようになった。
普通に生活していたら出逢えない人にもたくさん出逢えたし、
私の写真で「前に進めた」といってくださった方もたくさんいた。
飛び込んだから、
かけがえのない出逢いと時間をたくさんもらえた。
ひとつの悔いも残ってない。
ひとつくらいはあるか(笑)。
私はこれからも多分、たくさん飛び込んでたくさん失敗する。
なぜならば、かけがえのない一瞬に出逢える確率が高まるから。
かけがえのない一瞬のために、私はこれからもやりたいと思った世界に飛び込み続ける。
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こんにちは、CDTメンバー&フォトライターのほんだよしこです。
これは私のnote(ブログ)に書いたものです。
先日ふとこれを読み返し、セミラティスに入って「やっぱり飛び込んだな、私」と思いシェアをしました。
やはり感情には勝てないんだなと(笑)。
そして、改めて”価値の多様性”を自分の中にみました。
書いてある通りの綱渡り人生ですが、私にとっては価値しかない人生だったなと改めて気付かされます。
日々に自分を消耗するのではなく、
日々に価値を見出して生きていく。
@Kaoru さんがタイムラインで共有してくださったショーンエイカー氏のスピーチにあった、
「ストレスを脅威ではなく挑戦と受け取る」
「現状に対してポジティブになれば、脳はより熱心に速く知的に動き、結果として成功するようになる」
という言葉がとても印象に残っています。
幸福と成功の意外な関係
成功のために生きるのではなく、
日々にユーモアと価値と感謝を見出して生きることが、結果として成功という現実を生む。
そんなことに多角度から気づかせてくれるセミラティスの存在は
私にとってこれからもたくさんの価値を創造できる場になると確信しています。
みなさんはいかがですか?
感想コメント頂けたら嬉しいです!

2025/08/15 11:26