Creative Writing講師 Deanaによる Marcus Brigstocke インタビュー

PHOTO: ANDY HOLLINGWORTH

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そのイベントのひとつがCreative Writing ♪
🔗イギリス人作家Deanaから学ぶCreativeWriti...

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⭐️Creative Writing⭐️(クリエイティブ・ライティング)とは、文字通り「創造的な文章作成」のことで、情報や事実をそのまま伝えるのではなく、想像力・感情・独自の表現を使って文章を書くことを指します。

Creative Writing講師でもあるDeanaは作家であり、母であり、ジャーナリストでもある!
そんな彼女が住んでいるのはロンドンのRichmond。
ローカル雑誌RichmondMagazineにてDeanaが面白いインタビュー記事を書いていたのでブログでご紹介します!

Marcus Brigstocke(マーカス・ブリッグストック)って誰?
イギリスの人気コメディアン、俳優、作家。スタンダップ・コメディからラジオ、テレビ、舞台まで幅広く活躍。風刺的で知的、時に自虐的なユーモアで知られる。BBC Radio 4の番組『The Now Show』『I've Never Seen Star Wars』などでの活躍が有名。
俳優としては『Love Actually(ラブ・アクチュアリー)』や舞台『Spamalot』などにも出演。近年は依存症克服やメンタルヘルスについても率直に語り、誠実で人間味あふれる語り口が多くの支持を集めている。

Q 子どもの頃の「男性のヒーロー」は誰でしたか?
曜日や年齢によって変わっていました。あるときは父でしたが、別のときは「絶対に父ではない」と思っていたり(笑)。でもそれって普通で、健全なことですよね。父はとても素敵な人です。
また、ザ・ファンズ(『ハッピーデイズ』のキャラクター)には大きな影響を受けました。彼は40代の男なのに、学校の子どもたちとつるみ、意味のない恋愛を次々として、他人のガレージの上に間借りして住み、仕事場はカフェの公衆トイレという生活をしていました(笑)。
それから、カーミット(カエルのカーミット)もヒーローでした。

Q コメディアンのヒーローは?
ロビン・ウィリアムズです。彼の『An Evening at the Met』はスタンダップ・コメディの金字塔のひとつです。そして『マペット・ショー』も! あの番組には最高のジョークがたくさん詰まっていました。

Q 好きなマペットは?
カーミット。そして次はゴンゾ。彼はとても型破りで最高でした。ゴンゾが「オカルト・ファンの皆さん…」と言って始めるスケッチがあるんです。子ども向け番組でそれですよ!(笑)
それからアニマルも大好き。フランク・オズ(アニマルの声を担当した人)にサインしてもらった写真がありますが、彼がその写真を噛んで「アニマルが噛んだっぽく」してくれたんです。それは僕の宝物のひとつです。

Q 食べ物、ポルノ、酒、ドラッグへの依存を公表されていますね。一番やめるのが難しかったのは?
食べ物です。食べ物、食べ物、食べ物。他のものはやめられるんですよ。最初は痛みますけど、食べ物はそうはいかない。1日3食食べなきゃいけないし、今でも衝動的になってしまって苦労しています。

Q 良いセラピストを選ぶコツは?
セラピストを探している時点で、自分に合う人を冷静に判断できる状態ではないことが多いです。だから最初に出会った人に「この人でいいや」となりがち。でも、もし可能なら、何人か試してみてください。
それから必ず「終わりはどうなるんですか?」と聞くこと。理学療法士なら、足や腰が治ったら終了しますよね。でも多くのセラピーでは、痛みを探すために次々と石をひっくり返す…終わりが見えません。ビジネスとしては上手いですが、だからこそ「どうやって終わるか」を確認するのが大事です。

Q スタンダップでタブーにしているテーマはありますか?
面白くできないものです。笑ってもらえないなら、それは僕の仕事の失敗です。

Q 最後に嘘をついたのはいつ?
今はあまり嘘をつきません。でも依存症の人は、大切な人たちに何度も嘘をついてきた経験があります。だから今はあまり嘘をつかないようにしています。

Q 自分に嘘をついたのはいつ?
今さっき(笑)。「嘘をあまりつかない」と言ったときです。

Q 過大評価されている美徳は?
「賢さ」。賢い人は素晴らしいし、愛したり尊敬したりするのは簡単です。だって賢いから。でも「親切さ」には敵いません。

Q 親しい友人は何人いますか?
本当に親しいのは7人くらいです。

Q 生きている男性の中で、4人を家に招いて夕食を共にするとしたら?
キア・スターマー(英労働党党首)はきっと忙しいでしょう(笑)。なので、4人の素晴らしいコメディアンを呼びます。友人のアンドリュー・マクスウェル、ロブ・ラウス、トム・ウォード、そしてビル・ベイリー。

Q 夕食のとき、何を聴きますか?
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズを押し付けると思います(笑)。

Q 亡くなった男性4人とロードトリップに行くなら?
ジム・ヘンソン、ロビン・ウィリアムズ、ディジー・ガレスピー、デヴィッド・ボウイ。

Q 音楽の担当は?
ディジーですね。まあ、最初は僕で、そのあとディジー(笑)。ボウイにも任せたいけど、きっと「かなり変なやつ」を選ぶでしょう。

Q どのバンドに入りたいですか?どんな役割で?
ピンク・フロイドの「仲裁役」。レコーディングの合間にロジャー・ウォーターズを眠らせて(強力な睡眠薬でね)、発言も思考もできないようにして(笑)、デヴィッド・ギルモアをもう少し軽やかで陽気にしてあげたい。

Q お父さんから教わった一番のことは?
「税金は正直に払え」。父は金融の世界で働いていました。いろんな節税スキームがありましたが、父は常にまっすぐ生きてきました。社会主義者ではないけれど、「互いを支えるために税を払う」という考えを信じています。

Q ご自身が子どもたちに教えた一番のことは?
「面白いことをするのは価値のあることだ」ということ。笑い声って、本当に素晴らしい音です。

Q 親でいることの一番の喜びは?
子どもが新しいことを学ぶ姿を見られること。小さなことを少しずつ、そして時には大きな「わっ!」という瞬間もあります。ブランディ・カーライルの『You Without Me』という曲が好きで、娘が自分から離れていく姿を歌っているんです。痛みもありますが、それが本当の美しさ。親が目指すのはまさにその「分離」です。

Q 「男であること」で一番好きなことは?
父親であること。子どもたちと「男親としての瞬間」を感じるときがあります。ちょっとした力仕事だったり、じゃれ合いだったり。もちろん僕より力のある女性もたくさんいます(笑)。でも、3歳の息子ビリーを片手で持ち上げて肩車すると、一瞬で「疲れた→安心した&景色がいい!」に変わるんです。あの瞬間が最高です。

Q フィクションとノンフィクション、どちらが好き?
ついノンフィクションを選んでしまうけど、いつも後悔します。本当はフィクションの方が好きです。でも何を選べばいいかわからなくて。今は妻(コメディアンのレイチェル・パリス)の本『Introducing Mrs Collins』(11月発売)を読んでいます。『高慢と偏見』のシャーロット・ルーカスが、あのうんざりする牧師コリンズと結婚した後を描いていて、すごく面白くて、少しセクシーでもあります。

Q チーズ好きで「国際チーズ審査員」でもあるそうですが、今一番のお気に入りは?
日によりますね。今日は…サマセット産の水牛ミルクのチーズ『Guinevere(ギネヴィア)』です。素晴らしいですよ。とても濃厚でねっとりしていて、数が少なく手に入りにくいですが、最高です。

Q かつてポディウム・ダンサー(クラブのステージ上で踊る人)でしたね。50代になった今、どんな曲で踊りますか?
C+Cミュージックファクトリーの「Gonna Make You Sweat(Everybody Dance Now)」、それにジェームズ・ブラウンやプリンスの曲でも踊れます。昔は本当に上手かったんですよ(笑)。今は52歳らしく、ゆらゆらと踊るだけ。でもそれでいいんです。だって、僕は今52歳なんだから。

そんなマーカス・ブリッグストックは、最新のスタンダップ・ツアー『Vitruvian Mango』を10月25日(19:30)にトゥイッケナムのThe Exchangeで開催します。
この公演は、男性の健康と幸福をテーマにした2日間のフェスティバル「MENtalk」(10月24〜25日)のフィナーレを飾ります。

流石コメディアン、とても面白く私は一気に読んでしまいました!
自分の弱みを世間にさらけ出し、更に楽しみながら克服している姿には感動しますね。

記事:The Richmond Magazine    リッチモンドのローカル雑誌の22,23ページ
🔗Richmond

今回インタビューアーでありCreative Writing 講師Deana Luchiaからのメッセージ

創造的であれ!英語力向上!そして、わくわくしながらお友達も作れちゃう♪
全てが叶ってしまう欲張りな環境がわたしのライティングクラスです。

ディーナ.ルチアと申します。作家でありジャーナリストであり、執筆修士号を持っています。

私の執筆への愛とみんなをクリエイティブライティングへと勇気づけるために
Write To The End (writetotheend.org) という会社をイギリスで立ち上げました。

今までに600以上のクラスを受け持っています。
想像できるテーマだけでも、
「キャラクター設定」、「場面設定」、 そして「対話」から「悪役設定」、「絵本作り」、そして 「犯罪の手掛かりから おとり捜査」 までとありとあらゆるクラスを教えてきました。

どんなテーマでも大丈夫!今までにまったく経験がなくても大丈夫!
私のクラスから 得られることは沢山で、親しみやすく、あらゆる人を平等に受け入れ 、わくわくしかありません!

皆様にお会いできることを楽しみにしております。

そして DeanaのChristmas Creative writing 決定~!
12月のテーマはこちら❕(日本時間21時~)(1回3500円)

12月2日         Christmas Poem    →    クリスマスの詩物語
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12月9日         Christmas Picture Book    →    クリスマスの絵本
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12月16日        Christmas Misunderstandings    →    クリスマスのすれ違い
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